睡眠の適正時間

睡眠の適正時間は決まっている?

睡眠時間

最低でも6時間は寝た方がいい、と言われることもあれば、4~5時間でも睡眠不足ではない、と言う人もいます。また、年を取ると睡眠時間が多くなくていい、などと言われることもあり、年齢によっても異なるものです。
何時間寝るのがいいのか、というのは個人差もあり非常に難しいと言われています。睡眠の適正時間とはどのように決めればよいのでしょうか?

理想的な睡眠の適正時間とは?
理想的な睡眠時間は?というのは多くの人が気にしていることでしょう。

どのような資料を読んでみても、適正時間というのはさまざまです。理想的な睡眠時間というのは6時間、8時間などと言われることもありますが、その時間で快適に起きられない人もいることは間違いありません。そう考えると理想的な睡眠時間というものはないのかもしれません。自分が熟睡できた、と思える時間がその人の適正時間だと言えるでしょう。
「何時間以上寝ないといけない」とあまり時間にこだわっていると、かえって眠れなくなってしまうことも。

時間にこだわらず、自分が熟睡できたと感じられる睡眠時間を見つけるといいでしょう。

美肌のための適正時間とは?
睡眠不足をすると眠かったり、頭が働かなかったりとさまざまな弊害が出ますが、肌荒れを起こすというデメリットもあります。
睡眠不足をすると肌荒れを起こすのは、成長ホルモンの分泌が減少してしまっていることが一つ。

細胞の収縮をしたり、新陳代謝を促す働きのある成長ホルモンの分泌が妨げられると、肌に栄養が行き届かず、細胞の生まれ変わりもできず、肌荒れを起こすのです。
成長ホルモンが分泌され、細胞分裂が始まり細胞が生まれ変わるには、最低6時間が必要とされています。

そのため、肌をきれいにするためには6時間の睡眠が必要、と言われているのです。
もちろん、これは毎日のことなので、寝だめをしても意味がありません。毎日6時間以上寝ることが必要です。

睡眠時間は変化する?
適正な睡眠時間は年齢によっても変化します。夜中に目が覚めてしまう、朝早く起きてしまう、などといったことは年齢を重ねていくと自然に起こるものです。

睡眠の役割というのは、成長ホルモンを分泌させることなので、高齢になればその必要もなくなります。そのため、深い睡眠や長い睡眠時間は必要なくなっていくのです。年齢とともに、睡眠時間も短くてすむようになっているのです。
年齢によって睡眠の適正時間も変わるということ。無理に何時間も眠らなくていいのです。朝目が覚めたら、自然に起きて趣味に没頭したり、体を動かしたりして時間を有効に使いましょう。
また、年を取ると朝早く起きるようになります。

年齢と共に変化する就寝時間

人間の体は20歳をピークに起床時間や就寝時間が早くなっていくようにできているのです。睡眠の時間帯も年齢によって変化するのが自然です。自然に任せて、快適に目が覚めるのであれば早く起きてその時間を楽しく過ごすようにしましょう。

女性ホルモンによっても睡眠時間が変わる?
女性は生理前などになると、昼間に強い眠気をもよおすことがあります。妊娠中も眠くてたまらない、ということもよくあります。これは女性ホルモンの影響です。女性ホルモンの一つである黄体ホルモンの分泌がさかんになると、眠気をもよおすのです。
この眠気は非常に強いことが多く、我慢できなことも。

昼間寝てしまうと睡眠のリズムが狂って夜眠れなくなってしまうから我慢しないと、と思わずに少しでもいいので昼寝をしても大丈夫です。
女性ホルモンの影響だから仕方ない、と思ってばかりもいられないのが更年期による不眠です。更年期症状にはホットフラッシュや冷えなどさまざまな症状があり、それが不眠の原因となることもあります。更年期のあらゆる症状や不眠が重なるとストレスとなり、うつ病を発症することもあります。それは女性ホルモンが大きく影響していると考えられます。そのままでは体も心もつらい状態になります。この場合の不眠は、婦人科などにいって相談してみるといいでしょう。

睡眠時間の長さは以前と比べると短くなっていると言われています。環境やライフスタイルの変化に伴い、睡眠の適正時間も変わっていくということでしょう。
また、夏は朝早く起きることが多く、寒い冬は朝早く起きることがつらい、ということもよくあること。季節によっても睡眠の時間帯などは変わるものです。時間にこだわり、眠くもないのに布団に入ってもんもんとしているなら、眠気がやってくるまでストレッチをしたり、カフェインの入っていないドリンクを飲んだり、睡眠作用のあるアロマを焚いてみたりしながらリラックスすることを心がけましょう。
年齢やライフスタイル、体調などによって睡眠の適正時間は変わるもの。必ずしも6時間が適正、8時間以上寝ないと睡眠不足になるとは限りません。熟睡したと感じられ、朝スッキリと目が覚める、という睡眠時間がその人の適正な睡眠時間だと言えるでしょう。