睡眠に入ってもすぐ起きる原因と対策

なぜすぐ起きてしまうのか?

睡眠は本当に大事なものである

私たちが毎日を生きていく活動の中で、睡眠は非常に大きなウエイトを占めます。日々忙しく活動している私たちの脳と体は、1日の終わりにしっかりと休息を取らせる必要があります。単純な休憩の意味もありますし、眠っている間に体の組織を再生成したり、直近に得た脳内の情報を整理したりなど、各種の調整が必要なのです。
そのため、睡眠はしっかりと取っておきたいところです。

しかしきちんと寝たくても、眠りについてしばらくするとすぐ起きてしまう方も多くおられるのではないでしょうか?このようにすんなりと深い眠りにつけないことは意外と深刻な悩みであるはずです。
寝てもすぐに起きてしまう、または眠りにつきにくいといった事態がなぜ起こるのか、また解決するにはどのようにすればよいのかを見ていきます。

睡眠が持つ意味
人間はもとより、動物のほとんどは睡眠を必要としています。

そのタイプはさまざまにあり、人間などのように昼間に活動して夜眠るタイプや、逆に昼に眠って夜間に活動を行うタイプもあります。また、活動しにくく食料も摂取しづらい冬季に眠り続ける冬眠を行うタイプもあります。
私たちは、昼間に頭や体を活動させて夜に眠る必要があります。その意味にはいろいろとあり、生体活動を日々行っていくためには不可欠な過程となっているのです。主なものとしては、昼間よく働かせた頭や体を休息させるという目的があり、適度に休ませることで翌日目覚めたときにしっかりとリフレッシュして次の活動を行うことができるようになるわけです。

そのため、睡眠が足りないと起きたときにすっきりとせず、疲れが残っていたり頭がうまく働かなかったりといった事態が起こります。
単純に休息する目的の他にも、睡眠中に体中の組織細胞をターンオーバーさせ、新たに生まれ変わらせることも行われます。この代謝の動きは眠っているときに活発になるとされ、またこの間に成長ホルモンも多く分泌されるため、身体組織や機能の回復、または血液の新たな生成など多くの活動が行われるのです。
また、脳機能に関しては直近に取り込んだ記憶や情報などの整理を行って、長く残しておけるように調整します。その他思考や情操などの面においてもしっかりと休息させることでストレスを軽減させる効果にもつながっているのです。

なぜうまく眠れないのか

うまく眠れないのはなぜか
心身においてのあらゆる機能を休息、修復、または調整などを行う睡眠は、私たちには欠かせない生体活動の過程です。しかし、この睡眠がうまくできなくなってしまう現象もよく起こり得ます。その多くは生活習慣のアンバランスさに起因するところが多く、その他体調や精神的な原因、また薬の服用や寝具のミスマッチなどによるものが挙げられます。
スムーズに睡眠に入るためには、体のリズムが正常に整っていることが求められます。

毎日規則正しい時間に床に着き、同じ時間に目覚めるといった習慣をつけるに越したことはないわけです。しかし多忙な現代人は、なかなかそのリズムを保つことが難しく、さらに睡眠時間自体もたっぷりとは取れないという現状も否定できません。
また、体のどこかに痛みや苦しさ、不快感などがある場合も眠りにくくなります。体調が悪いときなどはその苦痛から眠りにくくなることもあるでしょう。その不快感は、体のコンディションそのもの以外に寝具が自分に合っていないことからも引き起こされることがあります。そして、精神的なストレスや不安、うつ病のときなどにも代表的な症状として不眠がよく起こります。
これら不眠のタイプには、ベッドに入ってもなかなか寝付けない、一応眠りにはつくもののすぐ起きる、夜中から朝にかけて何度も目が覚めてしまうなどのパターンがあります。どのような形で発現するかは人によって異なり、またその原因もさまざまに分かれます。うまく眠れないことで悩んでいる方は、それを引き起こしている原因をしっかりと把握し、改善の方向に導くことが大切です。

不眠の解消法を探す

不眠を解消する方法
はなかなか眠りにつけない、寝てもすぐ起きるといったような不眠の症状、また何度も目が覚めてしまう中途覚醒の症状は、それぞれの原因を追及して取り除くことで解消されます。人それぞれに原因や事情が異なりますが、主な解消法には以下のようなものがあります。

・寝る前のパソコンやスマートフォン操作は控える
画面が明るいパソコンやスマートフォンを寝る直前まで操作していると、脳が寝る準備にかかることができずにずっと目が冴えた状態になってしまいます。

できればそれらの作業は就寝の2時間以上前に済ませておくことをおすすめします。
・寝酒は避ける
アルコールを飲んで眠りにつこうとしている方もよくおられますが、実はアルコールを摂取することで睡眠が浅くなり、その質を低下させてしまうのです。寝る前のアルコールは避けるのが無難です。
・寝る前にリラックスする
ストレスがあったり神経が興奮していたりといった状態にあると、眠りにつきにくかったりちょっとしたことですぐ起きたりなどの事態に陥ります。足の裏や頭皮など有効なツボマッサージやストレッチなどで効果が出ることがあります。
・寝具を変えてみる
もしかしたら、今使っているベッドやマットレスなどが体に合っていないかもしれません。安眠のための寝具には適度な固さで体が沈まず、かと言って固すぎないものを選ぶことが大切なのです。例えば寝具にソファーベッドを選ぶ際にも、フラットになるタイプで柔らかすぎないものがおすすめです。

睡眠は私たちにとって非常に大切なものです。より快適に眠ることで毎日を元気に過ごすことができるようになるのです。きちんと眠れる方法を見つけて、1日の疲れを癒すコンディションを整えましょう。