快適な睡眠

心と体のアンチエイジングのための快適な睡眠を取るコツ

睡眠不足は最大の敵

睡眠不足は肌荒れを引き起こす、老化を早める、仕事の効率を悪くする、体調を崩す、などさまざまなデメリットが言われています。確かに睡眠不足になると、翌朝の化粧ノリも悪くなりますし、疲れが取れないことも多いものです。

反対に熟睡できた、と感じる朝はスッキリと目覚めることができ、その日を元気に過ごすことができますね。
睡眠は美容と健康においてとても重要なもの、ということは誰もが実感として持っていることでしょう。では、具体的には快適な睡眠を取ることはどのような効果が期待できるのでしょうか?

脳と体を休息させる
快適な睡眠は脳と体を休息させ、疲労を取る効果があると言われています。起きている時間に仕事や家事、勉強をして脳や体はフル活動しています。その疲れを取ってあげられるのは、睡眠なのです。
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠というものがあります。

このうちのレム睡眠は血圧を下げ、心拍数や呼吸数が減ってリラックスさせたり、成長ホルモンの分泌を促し、細胞を活性化させたりして、体の疲れを取る働きがあり、ノンレム睡眠は脳の疲労を取り、情報処理能力を高めたり、精神的に安定させる働きがあるそうです。
よく眠れないと頭がぼーっとしたり、体に疲れが残っていたりすると感じるのはそのためです。

体の成長と老化防止
成長ホルモンという言葉を知っている人も多いでしょう。成長ホルモンの働きの一つは組織を成長させること。骨の成長やバストの成長などを促す作用があります。さらに、代謝を促進させる働きがあり、細胞の結合を強くしたり、脂肪細胞が燃焼する働きを促したり、筋肉などの細胞の修復をする、抵抗力をアップさせる、といった働きがあるのです。

そういった働きによって、肌や体の老化を防いでくれる重要なものが成長ホルモンです。
この成長ホルモンが分泌させるのが寝ている時に多く分泌されます。特に、夜10時~2時の間に成長ホルモンの分泌が最も盛んになる、とされています。
この成長ホルモンを多く分泌させることで、新陳代謝が促され、肌や体の疲労を取り、成長を促すことができるのです。

ストレス解消には睡眠が必要
脳の疲れが取れないと、脳が疲労してしまいます。

すると脳が正常に働かなくなり、自律神経のバランスを崩したり、ホルモンバランスを乱したりすることで、心と体のトラブルを発生させるのです。
また、ストレスと戦う副腎皮質ホルモンは、寝ているときに分泌されるホルモンの一つ。副腎皮質ホルモンの一つであるコルチゾールは、起床する際に大量に分泌され、昼間のストレスと戦ってくれるのです。

免疫力を高めてくれる
睡眠時、骨髄においては白血球や赤血球、リンパ液などが生産されます。新しい血液を生み出し、血行をよくすることで、寝ているときに大量に分泌される成長ホルモンとともに、免疫力を高めてくれます。さらに、常に働いている心臓の負担を減らしてくれます。

睡眠の効果をアップさせるには?
いくら睡眠を取ることが大切でも、長い時間寝れば効果が高まるというわけではありません。

睡眠の質が大事

大事なのは睡眠の質。睡眠の効果を上げるためにはコツがあります。
さまざまな効果がある成長ホルモンが最大に分泌されるのは夜10時~2時、ピークは0時~1時、また、入眠後1.5~2時間後にピークになると言われています。
内臓が修復されるのは2~4時の間、肝臓や膵臓、胃は夜10~朝の7時くらいまでは休憩しているそうです。さらに知っている人は多いと思いますが、肌が修復されるのは午後11~2時まで。この時間帯には眠りに落ちていることが必要なのです。

快適な睡眠を得るために
眠りが深いほど、成長ホルモンやその他のホルモンの分泌は増え、疲労の回復も高くなります。心地良く眠る方法の一つは睡眠環境です。室温や湿度に加え、快適に眠ることのできる寝具も大切。

一人暮らしなどではソファーベッドを利用している人も多いでしょう。ソファーベッドは通常のベッドと比べると、疲労が取れない、心地よくない、といったイメージがあったかと思われます。しかし、近年では改良が施され、快適さを追究したものが増えています。通気性のよいものや肌触りのよいもの、さらにスプリングを改良し、通常のベッドのように体に負担がかからない構造になっているものがあります。

睡眠不足が続くと心も体も弱っていくもの。眠ることは心にも体にも深い影響を与えるものです。そうはいっても、休日に寝だめをすることはできません。休みの日だからとお昼すぎまで寝ているとかえって体がだるくなったり、疲れが取れなくなったりすることに。
快適な睡眠を取るには、毎日決まった時間に寝て、決まった時間に起きるというリズムが大切なのです。心や体に必要なホルモンの分泌をスムーズにするには、寝ている時間帯も大切。さまざまなホルモンが大量に分泌できるように、その時間帯を意識して眠るようにしましょう。快適な睡眠を得られる寝室の環境や寝具などに配慮し、深い眠りにつくことも大切です。