睡眠がもたらす効果

睡眠は何のために必要なの?睡眠不足が体に及ぼす効果について

睡眠について

「なぜ眠らなければならないのか」と考えたことはあるでしょうか?睡眠時間が無ければその分時間に余裕ができますので、他の活動を効率的に行えることになりますので、できれば睡眠時間は多くとらないように生活をしたいものです。しかし残念ながら充分な睡眠時間を確保できないと翌日の活動に影響が出てしまいます。眠い目を擦りながら活動をしたとしてもミスを繰り返してしまい、かえって効率が悪くなってしまいます。

そのため我々はやむを得ず睡眠を取っているのです。

睡眠は本当に取らなければならないのか?
睡眠時間は人によって様々です。毎日多くの時間を睡眠に割いてしまっている人もいれば、1日に3時間から4時間程度しか眠っていないにも関わらず、健康に活動ができる人もいます。それならば、眠らなくても過ごせるという人がいてもおかしくないのではないか、と考えたことがある人も多いかもしれません。

しかし、眠らずに生活を送ることは不可能です。人が活動を維持していられるのはせいぜい2日か3日が限度ですので、誰しもが必ず睡眠を必要としていることが分かります。

なぜ睡眠が必要か?

それではなぜ人の体は睡眠を欲するのでしょうか?

健康維持と睡眠
人が活動をするためにはエネルギーが必要です。その多くは食事によって摂取することになります。そして人が活動をすると、必ず体の組織に損傷が生まれることになります。これが老化です。体には本来この損傷から回復するための機能が供え付いているものですが、老化によってこの健康維持機能もまたダメージを負ってしまい、最終的には死に行きついてしまうというわけです。
日中活動することによって受けたダメージを修復するものの代表例が成長ホルモンです。成長ホルモンは夜間、リラックスして眠っているという条件の下で分泌され、そして活動をしてくれる成分です。

成長ホルモンには損傷を修復する働き、つまり体を治癒してくれる働きがありますので、夜間にしっかりと睡眠を取らなければ健康を維持することが難しくなってくるのです。

脳の疲れと体の疲れ
疲労には脳の疲労と体の疲労があります。体の疲労とは手足など、体を動かすことによって感じることになる疲労のことであり、脳の疲労とは考えることによって感じることになる疲労のことです。

疲労はすなわちダメージを受けることですので、これを修復するためには睡眠が必要となります。最近の研究では、脳の活動は体の活動の10倍ものエネルギーが必要であることや、脳の疲労を取り除くためには体の疲労を取り除く時の5倍もの睡眠時間が必要であることが分かってきています。

睡眠時間は生活において最も削りやすい時間であるため、仕事のために削るという人も増えてきているのですが、デスクワークが増えた昨今では健康を維持するために、むしろしっかりと睡眠時間を取らなければならないのです。

どのように睡眠するのが効果的か
ストレスが多い現代社会では、ストレスが原因となりなかなか寝付くことができないという人も多いですが、睡眠にはストレスを緩和させる働きもありますので、睡眠不足は更にストレスを溜めこんでしまい悪循環を発生させてしまうことにもつながりますので、しっかりと睡眠を取るようにしましょう。

夜10時から深夜2時までの間に眠ると効果的です。この時間帯に眠ると成長ホルモンが分泌されやすく、体の疲れを癒してくれることになりますのでお勧めです。仕事が長引いてしまうという場合もあるとは思いますが、遅くとも深夜12時には眠るように心がけるようにしましょう。
また6時間の睡眠も効果的です。睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠がありますが、これらは1時間半で1周期を終えることになります。これを4周期分繰り返す6時間の睡眠が効率的です。

浅い睡眠時に目覚めると起床時から頭がすっきりします。

睡眠は学習にも必要
眠ることは学習においても必要な時間であることが分かっています。1日に脳が記憶することになる情報量は膨大で、それらを取捨選択して必要な情報のみを脳内に残し、他の要らない情報は切り捨てることで脳の健康は維持されることになります。情報の取捨選択はいつ行われるかというと、実は睡眠中なのです。

その日に得た情報をしっかりと整理するためには睡眠が必要不可欠ですので、しっかりと睡眠を取りながら学習をしていくと効率的に物を覚えられます。

自分に合った寝具で睡眠の効果を最大限得る
どんなに効果的に睡眠をとるように努めたとしても、寝具の質が悪かったり、自分に合っていなかったりすれば、きちんと体を休めることができません。

たとえば、ソファーベッドは省スペースで使い勝手が良い寝具ですが、その反面寝心地が悪かったり、普通のベッドより狭かったりすることもあります。メインの寝具としてソファーベッドを使いたい場合には、ソファーとしての機能よりもベッドとしての機能を重視したものを選ぶようにしてください。毎日落ち着いて寝ることが出来なければ、さまざまな場面に影響を及ぼしてしまうでしょう。

健康な日々を送るためには、よく動き、よく学び、よく食べ、そしてよく眠ることが絶対条件となります。体を動かして肉体的な疲労を、学び考えることで脳が疲労する、これが日常生活の活動となりますが、ここによって受けたダメージは食事によって栄養を補給すること、また睡眠を取り脳や体を休ませることによって回復させることが可能です。
動く、疲れる、回復する、このサイクルこそが我々が普段から言っている健康なのであり、睡眠はこの中で回復することに他なりません。何か活動をするのならば必ず睡眠が必要となるのです。